二十四節気は、中国から来た暦です。四季(春夏秋冬)を24分割に割って、季節を記録するものとして使われていました。中国人も、農耕民族のため、農作に使う暦として使われています。そのため、二十四節気は、より、季節を感じやすく、日本の伝統や風習をより感じやすいので、ぜひ、二十四節気を気に留めてくれると嬉しいです。
そんな二十四節気、次の節気は、6月6日、「芒種(ぼうしゅ)」になります。
二十四節気の9番目で、夏を6つに分けたうちの3番目の節気です。
全国的に梅雨入りし、蒸し暑くなる頃ですね。
高温多湿の気候になるので、体調や食糧の管理には十分気をつけましょう。
そんな芒種の「芒」とは、イネ科の植物の穂先にある針状の突起のことを指します。
この時期は、田植えの時期。うちの近所も、田植えが終わり、麦が実を結び、そろそろ、麦刈りの時期を迎えています。
そんな「芒種」の時期に、古来の日本で始めたらいいとされているもの。
それは、「お稽古ごと」です。
日本では古来より「6歳の6月6日に稽古を始めると上達しやすい」と言われてきました。片手で指折りに、いち、に、さん、と数えていくと、6のところで小指を立てる形になります。「子(小指)を立てること」を小指の立つ様子になぞらえて、習い事を始めるのに適した日と考えられているのです。
4月からのさまざまなスタートがようやく落ち着き始めるのもこの時期。子供だけではなく、大人もお稽古事を始めるには、良い時期とも言えますね。
「芸は身を助く」、このお稽古事を始めると良い時期、ずっと、興味あるなぁ。って思っていることを思い切って初めて見るといいかもしれませんね。
薬膳プチ情報
ソラマメって、春の食べ物って感じがするけど、実は、今が旬。
実は、ソラマメには、利尿作用があり、余分な水分を排出して、
むくみを軽減してくれる効果があります。
また、胃腸の調子を整えてくれる効能もあります。
ジメジメ蒸し暑くなる梅雨を迎えるこの季節。胃腸が弱ったり、
むくみやすくなったりします。
ソラマメを食べて、胃腸を調えて、元気な夏を迎えましょう。
ソラマメ、さやごと、焼いて、お塩少しと食べるとおいしいですよね。
お腹が弱くて、すぐに疲れやすいお子さんにもおススメです。
ぜひ、試してみてくださいね。
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